ハンディYAGレーザ溶接機ならお任せください。

製品紹介 ハンディYAG溶接機の製品を紹介致します。

YAGレーザー溶接でできること

TIG溶接では困難であった薄い板を溶接できます!

未経験者でも1~2日ほどで、簡単な溶接ならすぐにできてしまいます!

TIGの場合

TIG溶接はエネルギー密度が低いため、瞬間に溶融することができません。
そのため右の写真のように曲がってしまいます。

曲がってしまう
YAGレーザ溶接の場合
YAGレーザー溶接はエネルギー密度が高く、瞬時に溶融する事が可能です。
そのため誰でも簡単に真っ直ぐできれいな溶接をすることができます! 真っ直ぐでキレイ!

“TAG”とはいったい何でしょう?

YAGとは、レーザー光を発生させる複数の媒体元素、あるいは特徴付けされた代表元素または化合物を差します。

YAGレーザーにも種類があり、代表的なものに、

Nd:YAG Nd (Neodymium-ネオジウム)
主に工業用や医療用で使われています。
Er:YAG Er (Erbium-エルビウム)
主に歯科医などで使われています。

弊社の所有するアマダ社のYAGレーザー溶接機は "Nd:YAG"になります。

  • YAGレーザー接続器YLM-500P
  • 発振器 OYL 055P 出力500w、レーザー波長 1.06μm
  • チラー RKED3750A-VA オリオンデジエコチラー

上記3点の組み合わせで使用します。

弊社のYAGレーザー溶接の特徴とは

メリット

  • 母材への入熱が少ないため、歪みが出にくい
  • 均一なビードで美観がよい
  • 溶接焼けがTIG溶接より少ない(ゼロではない)

デメリット

  • 高価(ファイバーレーザーよりは安価)
  • TIG溶接機と比べ、装置が大型化になる
  • 皮膚の疾患や失明など、人体への危険度が高い
  • 板厚に制限がある(t0.5~t2.0まで)
  • 溶接ビードが細く、強度不足に見えてしまうため、使用頻度が少ない
    (溶接棒無しの場合、TIGと同等の強度)

弊社では、SUS304-t0.8~t3.0(メーカー保証規格外)の溶接に使用しています。

小さいカバーやブラケットのリブ付けなど、細かい製品に向いているのも、特徴の一つです。

カタログ上ではアルミ、チタン、銅、ステンレス、鉄なども溶接可能ですが、
材質によっては無理なものもあるようです。(例えば、A1100は不可、A5052はokなど)